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研究紹介

基礎情報科学分野

情報化社会の急激な発展にともない,時代が要請する最新の情報処理技術の開発にも携われるような先進的情報処理技術者を養成するために,理論計算機科学,言語理論,大規模計算,並列・分散処理,脳神経情報処理,コンピュータグラフィックスなどをテーマにした教育・研究をおこなっています.

並列・分散処理

パソコンをネットワークで接続し,1つの計算を複数の計算機で分担して処理することで,全体の計算時間を短くすることができます.現在の計算機では,1台で解くと数千年を要するような計算結果を,数ヶ月程度で得ることができます.


脳の数理モデル

脳の中では,あるニューロン(神経細胞)の興奮が,他のニューロンに影響を与え,その影響がさらに広がっていきます.これが脳の情報処理であることは間違いありませんが,その動作原理はよく分かっていません.これを理解するため,数理モデルを用いて研究しています.


産業情報システム分野

産業界での大規模情報システムの開発に不可欠なシステム洞察力やモデル化能力,創造的システム設計能力を備えた情報処理技術者を育成するため,生産情報システム,情報ネットワーク,ネットワークセキュリティ,ソフトウェア工学,数理的手法にもとづく組み合わせ最適化,アルゴリズム論などをテーマにした教育・研究をおこなっています.

センサーネットワークの研究

無線通信機能を持つ小さなセンサ同士が自律・分散的にネットワークを形成するセンサネットワークについて,信頼性の高いネットワークを構成するための方法や,福祉や防災,農業,環境等の分野に適用するための研究を行っています.写真は拡張現実技術を用いたセンサ情報の直観的把握に関する研究の様子で,農業分野へのセンサネットワークの適用を目指しています.


組込みソフトウェアに関する研究

家電製品や携帯電話,ゲーム機,車など,外見からは想像もできないほど,中の処理は複雑になってきています.こうした製品の高度化を支えているのが,組込みソフトウェアです.組込みソフトウェアの品質や信頼性の向上について研究しています.


並列分散型生産システム制御系の設計手法の開発

様々な種類の装置を備える今日の生産システムにおいて,それらの装置群がうまく連携するように自動運転させることは,きわめて難しい問題です.それを解決できるような計算機プログラムの開発手法について研究をおこない,写真のような摸擬生産システムを使って,実験をおこなっています.


ITS(高度道路交通システム)の研究

人と道路と自動車の間で通信して,事故や渋滞を減らすITSについて,研究を行っています.災害時にも応用が可能で,写真は仮想都市において災害が起こった場合に,どのようなことが起こるか確認しています.実際の地図を読み込んで,様々な状況下でのシミュレートが可能です.


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